ドクター・カズのひとりごと

石川県金沢市のきたばやし医院院長が、日々のつれづれを綴ります。

水分補給を忘れずに

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こんにちは、ドクターカズです。

 

今年も夏の甲子園が始まりました。

石川代表の星稜高校も1回戦を突破して、どこまで勝ち進むか楽しみです。

 

テレビで開会式を見ていたら、今までなかった光景が…。

 

そうです、給水タイム!!

 

全選手が持参のペットボトルで、水分補給をしていました。

「命にかかわる高温注意情報」が発令されているのですから、

当然といえば当然ですね。

 

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私が若い頃(30年以上前)、

野球に限らず運動部では、

練習中に水を飲んではいけませんでした。

 

真夏の炎天下でどんなにのどが渇いても、

勝手に飲むと先輩からどやされます。

 

練習中に水を飲むとだるくなる?

体が冷える?

やる気がなくなる?

それとも渇きごときに耐えられないようでは、試合に勝てない?

所説ありますが、本当のところは誰も教えてくれませんでした。

 

私はこう見えても、根っからの体育会系、

大学時代はラグビーをやっておりました。

 

ラグビーは、本来ウインタースポーツですが、

なぜか全国大会が真夏にあり、

それに向けた地獄の夏合宿が恒例でした。

 

練習中当然水は飲めません。

手足の痙攣をおこしたり、意識がもうろうとする部員が続出です。

 

このままではヤバいと思い、

途中休憩の時、水道で顔を洗うふりをしながら、

先輩にわからないように上手く水を飲んで、しのぎました。

 

時代は変わって現在では、練習中の水分補給は当たり前。

のどの渇きを我慢していると、反対に監督やコーチから叱られます。

 

精神修養は口渇を我慢する以外に、

いくらでも方法はありますからね。

 

練習中の良いパーフォーマンスは、良好な体調があればこそ。

 

のどが渇いていなくても、早めの水分を補給を心がけましょう。

 

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